大切な家族の一員である愛犬。いっしょに旅行に行きたいと思っても、何かと制約が多く、情報収集や準備だけでも大変ですよね。そこで今回はペットフレンドリーな関東近郊のおすすめ旅行スポットをご紹介します。愛犬と旅行する際に必要な準備や移動時の注意点も解説するので、ご旅行時の参考にご覧ください。
関東近郊で愛犬と一緒に楽しめる観光スポットを厳選してご紹介します。ワンちゃんの好みやそれぞれの特徴を押さえて、ぜひお気に入りの場所を見つけてくださいね。
関東最大級の広々としたドッグランです。広い敷地内には、犬の大きさ別に3種類の区画が用意されているほか、屋根付きエリアやアジリティーエリア、ビギナー向けエリアなど、全部で6つものドッグランが完備されています。
併設されたドッグプールは無料で利用可能。なだらかなすり鉢状の設計なので、小型犬でも安心して楽しめるでしょう。併設カフェでは地場野菜やフルーツなどこだわり食材を使用したメニューを堪能できます。もちろんワンちゃんが食べられるメニューも豊富です。
東京都内最大級の広さを誇るドッグラン。代々木公園内に併設されていて、緑豊かな景色の中で、気持ちのいい時間を過ごせます。中型・大型犬エリア、中型・小型犬エリア、小型犬エリアの3種類のドッグランが用意されているので、犬種を選ばずだれでも安心して遊べるでしょう。
リードを付ければ園内の他のエリアを散歩することも可能。広場や散歩道がたくさんある他、公園周辺にはオシャレなドッグカフェも多く、ワンちゃん同伴で安心して食事を楽しめます。
キャンプサイトに併設された茨城県最大級のドッグラン。広い芝生が自慢の「グリーンラン」のほか、自然本来の地形を利用した「自然ラン」、芝生と木陰の両方を楽しめる「多目的ラン」、さらにドッグランに慣れていないワンちゃんや小型犬が安心して楽しめる「ミニラン」など、ワンちゃんの好みや体調に合わせて、さまざまなエリアを楽しめます。
ワンちゃん同伴可能なカフェも併設されているので、ドッグランでほどよく疲れた後はゆったりランチやティータイムのひと時を過ごせるでしょう。
食に関するさまざまな体験を楽しめるテーマパーク内に併設されたドッグラン。ワンちゃんの水飲み場や足洗い場が設置されている他、おもちゃの貸し出しなども行っているので、手ぶらで訪れても十分に楽しめるでしょう。インフォメーション売店では、ワンちゃん用のおやつも販売しています。高原の澄んだ空気は解放感たっぷり。条件が合えば富士山を眺めることもできます。パーク内には開放的な歩道が多く広がるので、ワンちゃんの散歩にもよいでしょう。
ペットと一緒に初詣ができる東京都内の神社です。事前予約をすれば、病気平癒から七五三まで、ペットに関する各種祈願やご祈祷もできます。ペット用お守りの種類も大変豊富。肉球の入った通常のお守りのほか、ワンちゃんが身に着けやすいバンダナ型お守り、ホルダーお守りなどが用意されています。愛犬と飼い主さまの名前が入った世界で一つだけの彫り札ストラップもおすすめです。
相模地方で古くから親しまれている由緒ある座間神社。その社内にある「ペットのための神社」が伊奴寝子(いぬねこ)社です。この神社でお参りをすると、病気や怪我の回復、事故回避など、さまざまな御利益があるとされています。
境内ではもちろん愛犬と一緒に参拝することも可能。ペット用のお守りも販売されており、首輪等につけていつも身に着けておくことができるカプセルタイプのものが人気です。
ペットフレンドリーなホテル「ICIホテル浅草橋」の1Fにあるカフェダイニングレストランです。もちろん宿泊なしでの利用も可能。飼い主さま向けのおしゃれなメニューはもちろん、ワンちゃん向けの手作りおやつやセットメニューも多く用意されています。
また店内には、夏祭りやハロウィンなど、季節に合わせた撮影ブースが設置されているので、旅の思い出としてワンちゃんの写真を残せるでしょう。
茨城県かすみがうら市にあるドッグラン「つくば犬たちの森ドッグラン」内のカフェです。カレー、定食、パスタ、ケーキなど、定番の人気メニューが揃っており、ランチやカフェタイムに気軽に利用できます。全席ワンちゃんの同伴OKですが、屋内席はマナーパンツが必要なので忘れずに持参しましょう。テラス席からはドッグランの様子が見えるので、他のワンちゃんが遊んでいる様子をゆったりと眺めながら休憩できます。
芦ノ湖遊覧船の近くにあります。夫婦で営業されているお洒落な唐揚げ専門店です。ワンちゃんと一緒に店内で食事が楽しめます。特製ハーブに漬け込んだジューシーな唐揚げとアルコールも選べるドリンク付きのワンプレートランチが楽しめるお店です。唐揚げはテイクアウトも可能です。
近年では、ペット同伴で参加できるバスツアーも人気です。ツアーの行程はドッグランなどのワンちゃんと一緒に遊べるアクティビティが中心で、ワンちゃんも飼い主さまも楽しめるよう工夫されています。移動時の車内は防臭加工や専用シートなどの用意があることが多く、基本的には車内でもワンちゃんをケージから出してあげることが可能です。
犬種やワクチン接種の有無など、ツアーによって参加条件は異なるので、参加を検討する際は注意しましょう。
愛犬との旅行が決定したら、事前に準備しておきたいことがいくつかあります。ワンちゃんにとっても、飼い主さまにとっても素敵な思い出にするために、必ずチェックしておきましょう。
旅行先では、他のワンちゃんや飼い主さんと触れ合う機会が多くなります。大切な愛犬を守るためにも、必ず旅行前に狂犬病や混合ワクチンなどの予防接種を済ませておきましょう。特にドッグランは接種が終了していないと利用できない施設も多いです。
接種は旅行の2週間前までに済ませておくのが望ましいでしょう。また、利用に際して1年以内の摂取を義務付けている施設もあるので、摂取したことがあるワンちゃんも時期を確認しておきましょう。接種証明書の取得も忘れずに行います。
普段、都会の屋内で暮らしているワンちゃんは、旅先の自然と触れあうなかで、ノミ・ダニの思わぬ被害にあってしまう恐れがあります。愛犬にノミ・ダニが寄生することで飼い主にも被害が及び、赤みやかゆみの症状が出ることも。
動物病院に相談して、旅行前に予防薬を投与してもらいましょう。発生時期としては夏が多いですが、どの季節の旅行であっても万が一に備えて対策しておくと安心です。
旅行は、愛犬が最低限のトイレトレーニングをしっかりと完了できたことを確認してから計画しましょう。トイレシートなどの決まった場所でできるよう日ごろから訓練しておくことが大切です。
ただし、旅先ではいつもと違った環境への興奮や緊張もあり、日常生活では問題のないワンちゃんも粗相をしてしまいがちになります。ドッグフレンドリーな施設では許してもらえることも多いですが、念のためマナーパンツを用意しておくと安心でしょう。
小型犬との旅行時は、クレートやキャリーバッグに入れて移動を行う場面もあるかと思います。しかし、ワンちゃんにとって慣れない場所に長時間、閉じ込められることはストレスです。事前に短い距離から練習し、慣らしておきましょう。クレートの中にお気に入りのおもちゃやブランケットを入れてあげるのもおすすめです。移動中もワンちゃんがリラックスできるよう工夫しましょう。
万全の体調で臨むため、数日前からワンちゃんの体調に変化がないか、よく気にかけておきましょう。物言わぬワンちゃんの体調変化に気づくのは難しい部分もありますが、せっかくの旅行先で、体調を崩してしまったら、飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても残念な思い出になってしまいます。旅行前に動物病院で体調をチェックしておくと安心でしょう。旅行先で万が一のことがあった場合に飛び込める動物病院を調べておくことも大切です。
ひとえにドッグフレンドリーな施設といっても、それぞれが定めるワンちゃんに関するルールはさまざまです。旅行先のプランが確定した時点で、訪れる予定の施設について確認しておきましょう。施設によっては予防接種証明書や鑑札などの提示を求められることもあります。証明書などは取得準備に時間がかかる場合もあるので、旅行直前に慌てないためにも早めに準備を開始することが大切です。
旅行はワンちゃんにとってもリフレッシュの機会ですが、その半面、慣れない環境がストレスになる可能性もあります。移動用のリードやクレートはもちろん、フードや食器にいたるまで、できるだけ使い慣れた、食べ慣れたものを持って行きましょう。
鑑札・証明書は施設によって提示を求められる場合があるので、念のため持参しておくと安心です。
また、ワンちゃんは慣れない環境では興奮状態になり、急に走り出すなどして迷子になってしまいやすい傾向にあります。飼い主の名前や電話番号を記載した迷子札を付けておきましょう。
かっこ内のアイテムは必要に応じて用意します。特に薬は、常用しているものがあれば必ず持っていきましょう。
愛犬と旅行に行く際に一貫して押さえておきたいポイントを3つご紹介します。愛犬にとっても飼い主さまにとっても良い旅行になるよう、ひとつずつ確認していきましょう。
犬は毎日のルーティンを好む動物です。個体差はありますが、慣れない長時間の移動や景色の変化はワンちゃんにとって苦痛になることがあります。できるだけストレスを減らせるよう、使い慣れたアイテムやおもちゃ、食べなれた食事を持参するなどして、いつもの生活を感じられるようにしてあげましょう。愛用しているブランケットなども安心材料になります。
ぎっしり詰まったスケジュールでは、ワンちゃんが余計なストレスを感じる恐れがあります。また場合によっては、興奮してしまい普段では考えられないような行動をとることも。愛犬連れの旅行では、ワンちゃんに関わるアクシデントが起こる前提で、余裕を持ったスケジューリングをしておくのが安心です。
慣れない旅先では体調の変化も起こりやすいです。普段以上に愛犬の様子を気にかけて、変化がないかよく観察してあげましょう。よだれやあくびが頻繁に出るようであれば車に酔っている可能性が高いです。移動時はこまめに休憩を取り、散歩させたりトイレを促したりして、リフレッシュさせてあげることが大切です。
近年では、ドッグランだけでなく、神社やレストランなど、ワンちゃんと一緒に楽しめるスポットがかなり増えてきました。愛犬をペットホテルに預けなくとも、一緒に旅行を楽しむ方法はたくさんあります。
ただ、ワンちゃんにとって旅行は楽しいだけでなく、予期せぬストレスの連続でもあります。なるべく心地よく過ごせるように、準備や旅行中に注意すべきポイントをしっかりと確認し、楽しいひと時を過ごしましょう。
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今回紹介したスポットは、自然豊かなドッグランやワンちゃんOKなレストランなど、飼い主さまも一緒に楽しめるところばかりです。kmモビリティサービスのワンぽちツアーズ(ペット愛犬ツアー)で、愛犬とのご旅行をぜひ気兼ねなくお楽しみください。
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